ソリューションプロバイダのノバテック、4KやHDR10に対応したUHD (超高精細)製品の開発に役立つラインナップ「nMedia 4K」ソリューションを9月上旬発売
4KやHDR10など、次世代の放送および映像技術として世界規模で技術革新が進むUHD(超高精細)製品の開発に役立つソリューションとして、ノバテック株式会社は「nMedia 4K」ソリューションと名づけた3つのラインナップを9月上旬に発売します。
ソリューションプロバイダとして多彩なソフト・ハードの開発および販売を手がけているノバテック株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:佐治一路)は、4KやHDR10などに対応したデジタルサイネージ用途などの映像機器開発用の「nMedia 4K」ソリューションを9月上旬に発売します。
▼ 「nMedia 4K」ソリューション紹介ページ:
http://www.novatec.co.jp/test/nmedia4ksolution/
■UHD対応の「AIOボード」「SOM」「SOM評価ボード」のラインナップ
ノバテックが9月上旬に発売を予定している「nMedia 4K」ソリューションは、STBとして単体で機能する「AIO (All-In-One)ボード」、メーカーが自社の製品に接続して利用することができる「SOM (System-On-Module)」とSOMを使った独自開発や評価が可能なインタフェースを備える「SOM評価ボード」という、計3つのラインナップになります。
「AIOボード」と「SOM」はそれぞれ量産が可能で、導入メーカーは4KやHDRなどに対応した製品の市場投入までの開発期間を大幅に短縮することができます。
さらに「nMedia 4K」ソリューションは、アメリカの次期デジタルテレビ放送規格であるATSC3対応チューナー、ヨーロッパの第2世代デジタルテレビ規格であるDTB-T2対応チューナーの実装、UHD Blu-rayの再生やHDR対応動画のストリーミング再生も可能な拡張性の高さも大きな特徴です。
■「世界規模で広がるUHD製品の進化を促進」――ノバテックCTO
ノバテックのCTO(最高技術責任者)を務める穎川廉は、次のように述べています。
「映像技術の歴史は100年以上経つが、大小にかかわらずすべてのディスプレイサイズにインパクトを与えた技術進化は、今回のUHDが初めてになります。なぜならUHDは明暗差、色深度などのクリティカルな要素技術を盛り込むことで、よりリアル感をもたらすことができるめざましい進化だからです。たとえば、アメリカではアビオニクス業界の機内用小型ディスプレイにもUHD対応ディスプレイを搭載する動きがみられます。外光の反射があってもUHDであれば反射をおさえるためにブラインドを下げる必要がないからです。このように、UHDは大画面テレビのみならず、小型ディスプレイ向け市場にも採用されていくでしょう」
ノバテックは日本国内でのUHDの発展を支える独立系システムインテグレーターとして貢献してまいります。
【ノバテック株式会社について】
ノバテックはデジタル家電製品から業務用製品まで、幅広いお客さまへ向けたソフトウェア/ハードウェアの設計を手がけているソリューションプロバイダです。2009年に発表した「nMedia」ソリューションは数多くの大手国内メーカーの製品に採用された実績をもちます。つねに次世代の技術に目を向け、高い先見性と専門性を兼ね備えた先駆的な技術とサービスでクライアントからの信頼を獲得しております。